「医薬品, 薬理」 カテゴリーの記事一覧
- Handbook on Injectable Drugs (注射剤ハンドブック)
2010.06.09
アメリカで使用されている注射剤についての,医薬品情報を詳細に収録した本.米国病院薬剤師会 American Society of Health-System Pharmacists (ASHP) からの刊行.注射剤ごとに,薬効成分や特性,注射剤に含まれている添加剤のすべてを掲載している.とくに,混注に関しての情報が充実していて,輸液と配合したり他の注射剤と混注時の安定性や配合変化,保存条件について,それぞれの輸液,注射剤ごとに一覧表にまとめている.ま...
タグ:ハンドブック レファレンス資料 薬理学 処方薬 診療マニュアル - A to Z Drug Facts (臨床医向けの治療薬マニュアル)
2010.03.31
アメリカの医家向け医薬品の情報が収載された本.臨床医向けの治療薬マニュアルである.薬効分類別ではなく,医薬品の一般名のアルファベット順に収載しているのが特徴.内容は,薬効分類,剤形,薬理作用,薬物動態 PK,薬力学 PD,適応,禁忌,副作用,検査値に与える影響などが載っている.さらに診療上の注意点として,1.投与,保管方法について,2.モニタリング,アセスメント,3.患者や患者の家族への指導,教育事項,...
タグ:診療マニュアル 処方薬 薬理学 レファレンス資料 ハンドブック - AHFS Drug Information (アメリカ医薬品集)
2010.02.17
米国内の処方薬について,医薬品情報を詳細に収録した本.年鑑.AHFS は,American Hospital Formulary Service の略称.アメリカ病院薬剤師会 American Society of Health-System Pharmacists (ASHP) から刊行されており,類書の「PDR」が医師を対象としているのに対し,こちらは薬剤師を対象としている.適応,毒性,薬理,効能・効果,用法・用量,副作用・注意,動態,化学性・安定性,薬剤の種類についてが収録されている.「...
タグ:処方薬 薬理学 診療マニュアル レファレンス資料 - Physicians' Desk Reference: PDR (アメリカの医薬品集)
2009.07.23
米国内の医家向け医薬品について,添付文書情報を詳細に編集した本.年鑑.略称の PDR で名前が通っている.処方箋薬の効能・効果,用法・用量,禁忌,副作用情報,薬理作用,構造式などが収録.「日本医薬品集」や「JAPIC医療用医薬品集」に相当する本.医薬品は製薬会社別に掲載されている.形式番号別の索引や薬効分類別の索引はあるが,アルファベット索引がないので,調べるのにコツがいる.中身の部分は非常に薄い紙で...
タグ:処方薬 薬理学 レファレンス資料 年鑑 イヤーブック - Sanford Guide to Antimicrobial Therapy 熱病 (サンフォード感染症・抗生剤マニュアル)
2009.07.21
ポケットサイズ(文庫サイズ)の感染症治療マニュアル.年刊で毎年改訂される.Sanford の名前を冠しているが,もともとは,当時テキサスサウスウェスタン医科大学 Texas Southwestern Medical School の感染症部門の教授であった Jay Philip Sanford (後の米国防衛医科大学 Uniform Services University of the Health Sciences ・学長,米国感染症学会 Infectious Diseases Society of America (IDSA) ・会長)が,感染症を専門...
タグ:処方薬 診療マニュアル 感染症 薬理学 年鑑 イヤーブック ハンドブック レファレンス資料 - Principles of Clinical Pharmacology
2009.03.25
臨床薬理学の基礎的な教科書.薬物動態,代謝排泄などを理論的に解説している本.薬理学の教科書というと,薬剤を作用機序別に分類し,薬理学的作用を系統立てて論説するのが一般的だが,この本はそのような形態の教科書ではないので注意.アメリカの国立衛生研究所 NIH が行っている,若手医学研究者を対象とした,本書と同名の臨床研究の教育講義「Principles of Clinical Pharmacology」の教科書になっている.この講義は,米国...
タグ:薬理学 テキストブック 治験 - Tarascon Pocket Pharmacopoeia
2009.03.17
臨床医のための治療薬ポケットマニュアル.臓器別(診療科別)に掲載.使用頻度が高い医薬品について,その「適応疾患」と「用法」がまとめられている.適応外使用(FDA 未承認 off-label)についても,off-labelであることを明記して用法を載せている.類書は他にもあるが,ポケットサイズの薄型の本でかさばらないことや,高頻度の薬剤にしぼっていることなどから,実用性の面で便利な本である.勤務先の大学の医学書店では,こ...
タグ:薬理学 年鑑 イヤーブック ハンドブック 処方薬 Reference 診療